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智頭町@鳥取 八十八や 大麻農家さんを訪ねる

私はただ、ただ 感動しています。

原発事故のあと、エネルギー自給について調べていた時に
大麻と出会いました。もちろんHEMPとしては馴染み深いですが
植物としての、その有用性の高さ、日本人の精神性にこれほどまでに
深く結びついているものとは、まったく知らなかったのです。

戦後GHQの統制を受けて、日本中に広がっていた大麻畑は姿を消して
今の様に 悪のレッテルが貼られてしまったんですね。。

COLOCALという、webマガジンで智頭町で60年ぶりに大麻栽培復活!
の記事を見て、それは驚きました
法律で「ダメ」というものを、「許可」させることの大変さは
言わずもがなで、尽力したところで徒労に終わるのだろう・・・と
思っていたからです

http://colocal.jp/topics/think-japan/tsukuru/20140902_36143.html
詳しいことは コロカル記事に書いてあるのでヨシとして

昨日、行ってきたんです。弾丸1日で。5時の始発で帰宅23時。
もう 行かなきゃダメな気がしていて 思い立って行ってきました。

上野さんが運営している 八十八や では、
半日コース、1日コース、年間コースと、見学〜体験まで受け入れ態勢があります

半日コースを申し込まれた 広島からのお三方と 一緒に
上野さんが 大麻畑に案内してくださいました



6−7月ごろなら、も〜っと青々とした大麻だそうです。
3m近くある大麻はすっくと伸びて、それは清々しかったです。
葉の付け根あたり、甘い柑橘系というか、 いい香りがします
品種はトチギシロ。
いはゆる、陶酔成分のあるTHCをほとんど含まない品種です

でも、品種を問わず、ダメなものはダメ。許可は受けているけれど、実や葉、花などは
管理区域(柵の中)から出してはいけないのです。

そして、上野さん。
35歳だそうですが、ほんとうにしっかり勉強されてきちっとした考えを持っておられました。
そして、アツい!!!ほんとに、アツい。




Cannabis sativa - Köhler–s Medizinal-Pflanzen-026.jpgwikipedia「アサ」より



お昼は、上野さんおススメの「みたき園」さんで。
ここでも、感動その2。
かわいらしくて素敵な女将さんが 食事の後 お話にきてくださって
私たちが 上野さんを訪ねてきたことを話すと、実は智頭町長の奥さまであることがわかって、
大麻栽培許可のいきさつを 上野さん側だけでなく、町長さん側の経緯としても伺うことができました。
しかし、この寺谷町長さん。
めちゃくちゃかっこいいのです。
かつて、智頭町が鳥取市に吸収合併しそうになった時、最後まで異を唱えて辞任、
しかしその後町民から署名運動で再任されたお話とか
今も、町長の取組はユニークで、各自治体から意見を募り、町長が面白いと思えば トップダウンで
資金が支給される。その結果、森林セラピー、私も入園したくなるような 森のようちえん、
自治体初の疎開保険 など、たくさんの 新しい取り組みが 人気を呼んでいる。
ご一緒した Oさんが「パンクな人」って言ってたけれど、まさに。
町長一、パンクな人です☆

だからこそ、この智頭町で 大麻栽培が復活したんですね。
誰もが 困難なことをも、成し遂げてしまう。
神聖な大麻の力を核に、この方たちのアツい思いが ものすごい求心力で
日本の大麻復活 を実現しようとしている。

ほんとに、私は 心ふるえてます。




この日は、年間コースの方々が 麻紙づくりをされていました。
黒い紙は、麻炭入りで漉かれたものです




帰るぎりっぎりまで、大麻のことを伝えようとしてくれる上野さん。
圧搾機で 炒りたての麻の実を絞ってくれます。
このヘンプオイルが、マジでおいしい!
隣では 摘みたての大麻の葉を煎じて、グラスで色味を味わう。
お茶も 癖がなくて、おいしい。何より 効能がすごい!

はー
今日も 友だちに アツく語ってしまった。冷めやらず。

来年は 織姫体験、行くと決めているのです。


 
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みんぱく公園

染織仲間のNさんと 今度の イベント下見で 郡山へ。

郡山って、意外とおもしろい。

山と町が近いところって、楽しい。

矢田丘陵の裾野に 大和民俗博物館と公園があって、
高取町や大和高田から移築した古民家があって、里山があって、広場があって、
のんびり座れるベンチがあって...
博物館はあまり見応えはないのですが^^;

11月に奈良で行うことになった 天然染料顔料会議で
ルートに含めることになったので 何度か来ているうちに、
とっても好きな場所のひとつになりました。

Nさんも ベクトルが同じなので、いっしょにどんぐり拾ったり、
変わった木の実を見つけた、と思ったら アメリカスズカケノキの種が落ちた後の
芯だったのが わかったり。
カイコの祖先と言われているクワコの羽化した抜け殻を見つけたり。
こういう時間は、ほんとうに 至福。

城下町に出て、研究会場の場所までを確認したり・・・の間に
古本屋さんに寄り道したり ウワサで聞いてた電話ボックスの金魚を見たり
豆パン屋アポロに寄ったり、薬園八幡さんのお祭りを覗いたり。

楽しい 一日だった〜
下見... したした。できた、できた。




本日の 収穫物。
なんで こういう実って、かわいいんだろう。。
アラカシどんぐり、アメリカスズカケノキ、メタセコイア



左から、アメリカスズカケノキの実。イボイボしたのが種で、種を飛ばすために綿毛が内側にびっしり。
2番目のは、種つき綿毛があらかた飛んでったやつ。ぼさっと感がたまらぬ。
3番目のは、綿毛が全部抜けたやつ。芯かな?
いちばん右のはメタセコイアの実。



美しくない写真でm(__)m
おそらく、これは クワコが羽化した後で 黒い物体は蛹の抜け殻です
クワコは カイコの祖先と言われている、やはり繭をつくる鱗翅目カイコガ科です。
中国でクワコを家畜化して、日本にもたらされたのが「お蚕さん」の はじまり、という…
今読んでいる本に そう書いてあったから すごいタイムリーなクワコとの出会い。




城下町にでてきて。金魚の町、郡山の商店街。




道行く人、車、バイクがみんな 見て通ってくのが おもしろかった。



なんか、商店街って 楽しい。


 
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綿の収穫&五倍子収穫

奈良で織物をされている めぐさんが
今年は 綿を植えられました

台風が来る前に...繰り上げての作業は 正解でした◎
せっかくの ふわふわ、濡れてしまってはもったいない!


和綿と洋綿

和綿は楚々とうつむきに、洋綿は 弾けるように上向きに。


鈴生り!





動物的... 茶綿ではなく、赤綿 だそうです。




赤綿は 弾力のある感じなのですが、和綿の方は、ねとっとして 引きが強くシルキー。
紡ぎやすそう!!




翌日は、染織仲間に 採集布教(笑
かなり 虫こぶ採りにハマってましたw




今年も 豊作☆
アブラムシ供養をしないと...



 
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