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一麦寮 作品展@滋賀県石部

2011.10.9→10.16

一麦寮(いちばくりょう)作品展


滋賀県石部。
信楽を抜けて すぐの琵琶湖 湖南に 一麦寮という寮がある。
20代から60代くらいの 知的障がいを持つ方が寮の職員と
一緒に暮らしている。

私に織といろんなことを教えてくれている恵美子さんは、かつて
寮生といっしょに生活しながら 作品作りの指導をされていた。
話では 前から聞いていたけれど、師は ご自分のことをほとんど
話さない人なので、具体的なことは まったく知らなかったけど


今度作品展があるから 手伝いに こない?

そう 恵美子さんに誘われて、10月8日石部へ。
方向音痴な 私は例外なく 1号線を琵琶湖と逆のほうへ向かってしまい
9時に着く予定が10時半とロスタイム。汗 
展示会場のじゅらくの里へついたときには お待ちかねの恵美子さん
所狭しと並べられた作品の 配置決めをしているところだった
状況把握して とりあえず 指示通りに配置決めした作品の固定をする。

布作品、土もの、絵画、きり絵。


ま〜た 座り込んで話してばっかり。あれじゃ今日中に展示できないわ

あきれ顔の視線の先には 一麦寮 元寮長の 吉永先生。
最初に 挨拶をしたときに、なんていい笑顔の方なんやろう..と思った
吉永先生は 土ものの作品を並べる途中で なにやら にこにこしながら
寮職員の若い男の子に ずっと話している。一向に作業が進まないことに
恵美子さんと 作品展主催の濱田先生があきれているのだ。


恵美子さんは きりのついたところで 今日中に大磯へ帰るから
後は よろしくね〜と石部から5時ごろ帰っていった。

陽が落ちて、すっかり夜になった頃、展示準備は完了した。
もう一度、じっくり作品を見ていく


すごいエネルギーなのだ
私の敬愛する ラスコーの壁画を描いたペインターみたいに
生きるエネルギーがあふれてる
土の作品は 縄文土器みたい 見ていて全然あきない

誰も真似できない 「意図しない」ことのすばらしさ
芸術とはなにか その定義は はっきり言って分からない。
私にとっての 芸術は、=生きるエネルギーそのもの
何だか すごいものを見てしまった、 そんな感じがする。


恵美子さん、吉永先生、濱田先生、寮職員のみなさん
有難うございました。




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