3.11から、
ずーっとずっと私の中にものすごくいろんな情報と感情が渦巻いている。
松島のお父さん・お母さんがまだ孤立状態なこと
あの美しい島が、お父さんの船が、家が、思い出が、一瞬にして消えてしまったこと
一番美しいと思った夕陽の沈むあの海が、すべてを呑みこんでしまったこと
やり場のない想い
今まで真剣に考えたことのなかった原発のこと
奈良から沖縄へ行こうとする人も居る
国内から海外へ出た人も居る
政府の言うことなんか信用するなという人も居れば
風評なんて信じるな、という人も居る
わからないから たくさんの人に意見を聞きまくった
もっともらしい意見を言う人の意見に飛びついて
田中 優氏の講演を教えてもらってyoutubeで見て↓下にUPして、
とっても説得力のある山田さんの話を直接聞いて
やっぱり 放射能はこわい、原発を許してきた自分たちをも責める気持ちで
いっぱいになった
でも今日、聞こうと思ってまだ聞けていなかった先輩の意見を聞いて
はっと気づいた。
あ 私、自分で何ひとつ調べようとしてない・・
人の意見やネット上情報で「知ったつもり」になってるだけ。
全部、誰かの情報に頼ってる
自分の不安な心に、こうなんだよって誰かに言い切って欲しい、
それを信じたいだけだったんだ。
まさに「洗脳」状態・・・
いつでもどんなときでも、いかに相対的に物事を見ることができるか。
それは「疑う」のとはちょっと違う
まったく自分自身で、どれくらい深く知ろうとするか に懸かっている、
そういうことなのだと 思いしらされた。
片面しかない事象なんてないのだ。
付け焼刃的に 今まで感心の薄かった原発の問題を、
昨日今日で 悟ることなど できないのだ・・・・