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create a day.
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絵を描くことを通して
触れてみたいもの=生命体のもつ計り知れない力。
そこにほんとうの美がきっとある。
人工絵の具をつかうのをやめようと思った
チューブ入りのvividで無機的な色は通用しない
そんな気がした。
たまねぎの皮 珈琲 よもぎ 布を染めてみた。 ベクトルがぴったりのNPOをみつけた 茜(あか)、えんじゅ(き)、蓼藍(あお) の3原色で、描いてみた。 体温のある色がでた
もう1週間もたってしまったケド。
11月19日(水)
ギター好きな友達が2人分申し込んでくれたLIVEチケット。
なんと、前から5列目のセンター!!
激アツではないかー!
元町の中華街で腹ごしらえをし、神戸港で満月の
サンセットクルーズを満喫し、そしてシメがジェイクのウクレレ。
なんてすばらしい日だろう。
ジェイクはやっぱりスゴかった。
このリズム感と爆発に近い演奏は何なんだろう!?
前に、youtubeでcharとのセッションを見たことがあるけど
生ジェイクは半端なかった。
職人だった。
ハワイアン独特の音の匂いとか、ジャックジョンソンみたいに
聴いただけで 目の前に海が広がる〜みたいなのはないけど。
でも子どもの頃に感じたすごく新鮮な感覚とか、大好きな景色とか
そういうのが、旋律になってる気がした。テクだけじゃない。
ハワイ在住の日系5世。
カンペを見ながらがんばって日本語を話そうとしていた。
っていうくらい、もう完全にハワイアン。
最後にニューアルバムから「一期一会」を客席に降りて
語りかけるように弾いてくれたのは ほんとに感動だった。
やっぱ、LIVEはいい!
2008.11
大好きな人の死で幕を開けた今年は
時間軸がぐにゃぐにゃに曲がってたんじゃないかと
思うほどあっという間だった。
彼は、私にとって近くて遠い存在で
私にたくさんの生きるヒントを与えてくれた。
死という人間の最期の仕事を終えるまで、
最後の最後まで自分への問いかけをやめなかった。
自分とは何なのか。
時々、自分がなぜ此処に存在しているのか分からなくて
ほんとうに存在しているのかも分からなくなって
怖くなるときがある。
それが自分への問いかけのはじまりだよ、
彼はそう言ったけど
私にはまだよく分からない。
彼は、生き方そのものを生命体として捉えていた。
食べるもの、着るもの、生活用品に至るまで
つまり衣・食・住のすべてを。
例えば着るもの。ほとんどが天然素材。
ボタンや裏地にもこだわる。
食べるものは、なるべくその土地でその季節にとれたもので
オーガニック。
食器や机は自然木が多く、とっても大切に使う。
そんな暮らしをほんとうに毎日まいにち。
彼自身が長い間にひとつひとつ選び取った生き方だった。
人間は動物だ。
動物は他の生命体を捕食し捕食されて生きていく。
人間が作り出した便利で丈夫なモノの多くに生命体は存在しない。
だから、自然のサイクルから取り残されてあふれてる。
どう生きるかは、自分が決めること。
彼の死に触れたことで、彼の精神は私の心のどこかに
いつも居るようになった。
私の中にも少しずつ芽生え始めている。
今まで当たり前のように使っていた絵の具。
自然界の中にこそ本当の美がある..
そう思うなら、自然の中から色をみつければいい。
私の愛するラスコーのペインターたちがそうしていたように。
そして毎日を「生きる」ということが最大の目標になった。
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