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NEW YEAR
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実りの秋。

 

ちょっと歩いただけで 染料植物にたくさん出会えるしあわせ。

 

奈良では出会えなかったもの、逆に 奈良だから出会えたもの。

 

やっぱり植生・生態が違うんだなぁ と実感します。

 

 

 

ヌルデの木がたくさんあるのに ミミフシが付いている率が超レアで ちょっとさみしい...

 

 

 

栗って かわいい・・・

 

 

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みんぱく公園

染織仲間のNさんと 今度の イベント下見で 郡山へ。

郡山って、意外とおもしろい。

山と町が近いところって、楽しい。

矢田丘陵の裾野に 大和民俗博物館と公園があって、
高取町や大和高田から移築した古民家があって、里山があって、広場があって、
のんびり座れるベンチがあって...
博物館はあまり見応えはないのですが^^;

11月に奈良で行うことになった 天然染料顔料会議で
ルートに含めることになったので 何度か来ているうちに、
とっても好きな場所のひとつになりました。

Nさんも ベクトルが同じなので、いっしょにどんぐり拾ったり、
変わった木の実を見つけた、と思ったら アメリカスズカケノキの種が落ちた後の
芯だったのが わかったり。
カイコの祖先と言われているクワコの羽化した抜け殻を見つけたり。
こういう時間は、ほんとうに 至福。

城下町に出て、研究会場の場所までを確認したり・・・の間に
古本屋さんに寄り道したり ウワサで聞いてた電話ボックスの金魚を見たり
豆パン屋アポロに寄ったり、薬園八幡さんのお祭りを覗いたり。

楽しい 一日だった〜
下見... したした。できた、できた。




本日の 収穫物。
なんで こういう実って、かわいいんだろう。。
アラカシどんぐり、アメリカスズカケノキ、メタセコイア



左から、アメリカスズカケノキの実。イボイボしたのが種で、種を飛ばすために綿毛が内側にびっしり。
2番目のは、種つき綿毛があらかた飛んでったやつ。ぼさっと感がたまらぬ。
3番目のは、綿毛が全部抜けたやつ。芯かな?
いちばん右のはメタセコイアの実。



美しくない写真でm(__)m
おそらく、これは クワコが羽化した後で 黒い物体は蛹の抜け殻です
クワコは カイコの祖先と言われている、やはり繭をつくる鱗翅目カイコガ科です。
中国でクワコを家畜化して、日本にもたらされたのが「お蚕さん」の はじまり、という…
今読んでいる本に そう書いてあったから すごいタイムリーなクワコとの出会い。




城下町にでてきて。金魚の町、郡山の商店街。




道行く人、車、バイクがみんな 見て通ってくのが おもしろかった。



なんか、商店街って 楽しい。


 
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綿の収穫&五倍子収穫

奈良で織物をされている めぐさんが
今年は 綿を植えられました

台風が来る前に...繰り上げての作業は 正解でした◎
せっかくの ふわふわ、濡れてしまってはもったいない!


和綿と洋綿

和綿は楚々とうつむきに、洋綿は 弾けるように上向きに。


鈴生り!





動物的... 茶綿ではなく、赤綿 だそうです。




赤綿は 弾力のある感じなのですが、和綿の方は、ねとっとして 引きが強くシルキー。
紡ぎやすそう!!




翌日は、染織仲間に 採集布教(笑
かなり 虫こぶ採りにハマってましたw




今年も 豊作☆
アブラムシ供養をしないと...



 
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増税前に...

世間に倣って 増税前に 買っておこうかと 
思ったものは...

高枝切狭と剪定鋏w



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めぐる季節。


今年は なんでか 繭が少ない。

去年は 春日山や高円山で ウスタビガもヤママユも
ちょっと歩けば ポイポイ見つかったけど。


でも、今の私には 充分。

天の恵みは、必要なときに 必要な人に くださるのだと 思う




支那油桐の実。


空蜜さん で ユウさんのお点前。
行こうか 迷ってたけど 足が向いたので行ってみた。
粋な こたつ茶会でした






 
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トガサワラ原始林調査

前々から、タイミングがあえば…ということで
希望していた 山調査。

ちょっと、急な登りやで。山が好きでないと行かれへんかもわからん。

それだけの前情報で(笑
満を持しての参加。

調査内容の詳細は置いておいて
調査ポイントは ここを登って尾根伝いに上がったところ...と、見上げたところは絶壁斜面。 ん?
登るということで。

以外に不安はなかったんですが、
高校まで 山登ってて良かった と、心の底から思いました。
足の運びを間違えると 真剣に危ない...
調査ポイントまで 熊のように、サルのように。

植生は アセビ、アカマツ、トガサワラ、ウリハダカエデ、シキミ、ヤブツバキ、サカキ...
が記憶に残ってます。自分で同定したのではなくて 同定されている樹木の
変化を記録していく作業なので すこし、幹の感じとか、
サカキとヒサカキの違いとか、トガサワラの枝振りとか、わかったような。

1日目は昼前から登り、
調査エリアが広かったので 4時には下山しないと..というところを15分ほどオーバー。
みるみる暗くなってくるので、みんなやや焦り気味。
心の中で 焦るな焦るな...でも私が列の最後はヤバいと思いつつも、
少し降りすぎたので 登るよー というポイントで
枝分かれした太目の幹を手綱に登ろうとした瞬間。 すぽっ...
スローモーション リュックの重みで背面落下。
やばい・・・2回転・・・とまらない・・・加速してく・・・わたしどうなるんかぃな・・・
下からつきあがった倒木に覆いかぶさって ストップ。止まれた・・・
じぃちゃんばあちゃんおじちゃんおばちゃん、ありがとう
つぶやいた(泣

頭打ってない、足、打撲してるけど 慎重に歩けば大丈夫そう。
セーーーーフ(汗!!!!
メガネとペットボトル以外は吹っ飛んでない。

みなさん さすが、冷静。
滑落状況もちゃんと見届けてメガネも見つけれくれました。
そうしてる間に、さらに暗くなったので、みんな真剣。
ヘッドライトを頼りに重心をできるだけ落として下山。
改めて、こんなとこ登ったんかょ...と思いつつ 張りつめる緊張感で降りました。

営業時間外の温泉に入れてもらって 体をほぐして
打ち身と腫れに 改めて 自分の体の感覚に聞いてみる。。。
(大丈夫やな)

ということで!お楽しみの夜の宴会◎
ビール!焼肉!吉野の紅葉した柿の葉ずし!
私の 滑落も もちろんツマミにされながらも、いや 今日の場所は 真剣に
上級者以上のところやで。...って 前情報おかしいですやん(汗
でも 日々自然を相手に仕事をしてる人たちと話してると、めちゃくちゃ面白くて
けっきょく夜中の3時就寝。

7時半起床。
予報通りの雨。身支度を考えて 出発。
1日目ポイントから川を挟んで反対側に移動。今日も昨日より短いが凌ぐ傾斜のよう。
雨プラス、みんな 暗黙的に私を気にしてるのがわかるから、もう一度 自分の感覚に聞いてみる...
(大丈夫)らしい。
実際、足は慎重に運んだけれど 体はウソみたいに軽くて、
調査ポイントに着いたら雲が抜けて、調査が終わり 別の山に登って、
帰りの車に乗るまでは 雨が降らなかった◎終わり良ければ総て良し

今回の調査参加者で、苔の研究者の方がおられたのもラッキーで
数日前に 地衣類染色というのを教えてもらって、ウメノキゴケで染めてみる
ってのをやってみたかったので この機会に小枝に付いた苔類を教えてもらいました。
といっても、調査後 ミセバヤという花の日本でも数少ない自生ポイントへ
ハイキング(普通に登山なのですが もはやハイキング的...)した往復路でしか
そんな余裕はなかったので 一種類だけ。

目的としては 絶滅危惧種になっている トガサワラの調査だったのだけど
私にとっては いい経験をさせてもらえたな〜と。
こういう緊張感のある山をプロの人たちと経験すると、
人生の中で いろいろあっても まー死にゃあせんわ、大丈夫◎って思えてきます。

何となく、この子はOK!みたいになってしまったので
きっと これからも タイミングが合えば参加するんでしょう。

身支度の仕方、荷物の持ち方、自分への・周りへの気の配り方、
めっちゃ学ぶこと多いです。

しかし、日頃 そんなに運動もしてないのに 意外にタフに登れたなぁと
父と兄と 小学校〜高校まで 奈良の山をほぼ制覇したはずで やっぱ 身体をつくる時に
やってたことは強いんかな、と すれば父に感謝◎と改めて

あーたのしかった!



2日目の調査地。左端の斜面に生えているのがトガサワラ。
ほぼ垂直に登っていく。。



調査 参加者。みなさん、ツワモノばかりです。



ミセバヤの花、自生地。崖の上にしか残っておらず 間近には見れませんが
この場所が とっても気持ちよかった!





タカノツメ、マツゲゴケ。
タカノツメの葉っぱは、におってみ?と言われて匂ったら なんとカラメルのにおい!
知らなかった〜 落葉が雨に打たれて 発酵すると香るのだそう。

これは ウメノキゴケですか?って苔やさんに聞いたら、その仲間のマツゲゴケと即答。
奈良公園のサクラの落ち枝なんかにいっぱい付いてるよ◎らしい。
よし、やっぱり アレですね♪



 
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五倍子

この時期の 採集は…

これ、食べれるの?
って何度 聞かれたか…(笑


虫こぶくんです




優秀な 高枝切狭を相棒に 2週つづけて 収穫♪
かなり、いただきました◎

そこそこ背丈のある ヌルデの枝に、実のようについています。
左側のは、山師さん採取後 しばらく経っていて 右側のは 取って1~2週間くらい。
Freshです♪

ただ、衝撃なのは・・・
これを割ると かるく絶叫するくらい おびただしい虫がでてきます。
採取時期にもよることがわかりましたが、
アブラムシが羽化する前だと、比較的マシで、羽化して今にも穴をあけて
飛べるよ!状態になっている虫こぶの中は...エライことになってます。

もちろん 目的は。
染料としてでござる。タンニンが豊富で(実際、玄関で乾燥させていたら 虫こぶの下が
黒くなる)五倍子として 鉄媒染による そのものの色を染める場合と
タンニン下地処理としても使えるので とっても重宝

実際、こんなに身近にたくさんあるとは...! うれしい☆

このFreshな状態で やはり染めてみたくて
残業おわりの 帰宅後23時から 夜な夜な抽出。
沸騰しないように 6~70度程度で 染めるウールに対して20%計算の虫こぶを煮出す

同時に 淑子さんにいただいた 及川全三氏の教本を もう一度読み返す。
ウールの場合は 必ず 沸点に到達してから1時間程度 保つ 染液中でも媒染液中でも。
淑子さん
「煮物と一緒で、お鍋の中で温度が下がるまで待つの そうするとしっかり色が入る」

 


撮影環境があまり良くないけれど
五倍子特有の いい感じの藤鼠色になりました。

今回 鉄媒染は 染めるウールに対して5%木酢酸鉄 に1%蓚酸を加えて。
感覚的には もう少し 木酢酸鉄が少なくても十分染まった気がする

ウールのアミノ基に五倍子のタンニンがくっ付いて
その手につながるだけの鉄イオンで十分ということですよね
目にみえたらいいのになぁ^^;

五倍子のタンニン量は 生と乾燥後で変わるのか。。。気になるところです。



 
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春日山

今日は 朝から 友人と散歩。

私の寝坊により、柳生街道から春日山にルート変更。

一人散策も楽しいけれど、採集の楽しさを共有できるのは、なお良し。

ってことで、今日のメインはむくろじ。

しゃべりながらも、二人ともアンテナ張り巡らし眼はきょろきょろ。
飛鳥中学から 首切り地蔵までの往復ルート。
春日山に入るなり ウスタビガの繭発見。
つづいて やままゆも!

寝仏さま〜朝日観音あたりでムクロジの実、発見☆
どの樹だろう〜と白っぽい幹を見上げると、黄色い実が鈴なり!かわい〜

わいのわいの まだ然程落ちていない むくろじの実をみつけては袋へ。

他にもなぞの実を拾ったり、やままゆもソコソコ拾えてご満悦。


帰って友人宅で 二人してにんまり。
むくろじの実をじゃんけんして 一個ずつ選んでいって
サポニンの実力のほどを実験。

ムクロジは かつて石鹸かわりに使っていたのだとか。
ほんとにあわあわ! あ〜たのしかった^^ 


※写真は 友人寄贈


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高円山にて


この時季は 落葉樹の葉っぱが落ちているので
採集するのに 最適ですね^^


先日、山師さんに繭をいただいたので、自分でも探しに高円山へ。


登るのに 他にもルートがあるようですが、一番スタンダードな
高円山登山口から火床(大文字の送り火が行なわれます)へのルートで。

すごくさっくり登れます。
私の場合は 上、下、左右きょろきょろしながら進むので 往復たっぷり2時間ほど..

たくさん 登る方がいるようで、「一番うつくしい桜の木」(矢印)って看板や、
要所要所に道しるべや 樹種名が書かれていたりするので 楽しく登れます。



ということで、今日の収穫物。


やままゆの繭も、ありました◎あとは、ウスタビガの繭と、支那油桐の実、
ヤマグリの枝。

ヤマグリの枝は染用に◎


 
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